スポーツ公式スーツはジェントルマン派か、機能重視派か?
サッカーワールドカップ
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
始まりましたね、サッカーワールドカップ!
ここに向けて全てを調整してきた選手陣には敬意を表します。
本当に、最高の景色を見たいです。
さて先日、お客様と雑談していた際、こんな疑問を投げかけられました。
「今回も日本チームの公式スーツはダンヒルですが、各国の代表チームはどこのブランドなんでしょう。
野球の公式チームに比べてスーツが目につく気がして、それも気になります。」とのこと。
やはり気になりますか。
試合も気になりますが、公式スーツで移動する姿は実にスマートですから。
サッカーの監督や選手がスーツを着る背景には、サッカーとスーツ双方の発祥国である英国文化の影響が色濃くあります。
サッカーはもともと「労働者階級のスポーツ」とされる一方、スーツは上流階級の装いという歴史的な文脈があります。
ゆえに、正装することが品位と代表性を示す手段としてスーツが選ばれてきた経緯があるのです。
ジェントルマンシップの印象管理
日本代表と継続的なパートナーシップを持つダンヒル(dunhill)とは、双方に徹底する「冷静さ」と「信念」という価値観を大切に、
シルエットとディテールを通じて表現される規律とアイデンティティをテーラリングに込めているという。
では、サッカー発祥国イングランド代表チームはどこか。
英国大手百貨店マークス&スペンサー(Marks & Spencer)です。
2007年からの継続提携という。
フランス代表は、パリの高級テーラー、スマルト(Smalto)。
細身で高級ウールのネイビーのスリーピース。
イタリアは、エンポリオアルマーニ。
こちらは紺ブレザーにストレートデニムのパンツ、ライトブルーのシャツという組み合わせで、クラシックとカジュアルの融合と話題になりました。
こう見てくると、まさに英国発のジェントルマンシップが流れているとも言えるでしょう。
機能重視派の印象管理
日本は、現在でも世界一スーツを着る国と言われています。
他国が、アッパー層の一部になっていることを考えるとこの傾向は珍しいかもしれません。
しかし、スーツが民主化している日本だからこそ、ストレッチがバリバリ入ったスーツも普通に誕生するわけで、良い面もあります。
野球日本代表の侍ジャパンの公式スーツはユニクロでしたね。
野球ができるスーツとして、選手たちがスーツを着用したままボールを投げたり、走ったりする姿が公式な動画でも紹介されました。
同様に、スーツで踊るサリーマンとしてチアリーマンズ(Cheer Re-Man’s)が反響を呼んでいるのもその一環でしょう。
日本ならではの現象ですから、他国が驚くのも当然。
彼らが着用しているのは、ご存知、ユニクロの「感動ジャケット」と「感動パンツ」。
スポーツチームの公式スーツといっても、このようにジェントルマンシップに振るのか、機能重視性に振るのかで、
選択するスーツが全く異なる幅広さも、日本のありがたい特徴かもしれません。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター






