お別れの会の装い判断ポイント
企業のリスクマネジメント
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
リスクマネジメントが必須な世の中になりましたね。
自然災害や情報セキュリティ、財務リスクなど多岐にわたります。
何も対策を講じていないと、あっという間に危機にのみ込まれてしまう。
そのような中、組織全体で危機管理を徹底されている空間作りのプロフェッショナルな企業様様からお話をいただき、経営陣に向けたセミナーに登壇して参りました。
「外見」と「振る舞い」がリスク化してしまうと、企業の評判に直結するという視点で、海外・国内の事例を多分に交えてお話ししました。
お別れの会の印象管理
最後にご質問いただいたのが、「お別れの会」の服装についてでした。
つい昨日、かなり迷いながら参列されたという。
仕事関係のつながりで赴く場合は、会社の顔として参列することになるので、気になりますね。
葬儀ではなくお別れの会とはいうものの、やはり礼服が良いのか、はたまたどこまで略式で良いのか、という迷いが生じるというもの。
特に、「平服でお越しください」と記載されていたらなおさらです。
判断のポイントになるのが、
1会場
2立場・関係性
3参列者の顔ぶれ
の3つになるでしょうか。
特に、立場・関係性は大切。
弔辞を読む立場なのか、一般の参列者なのか。
ビジネスだけの関係なのか、個人に踏み込んだ関係なのか。。。
これで大丈夫かしらという気持ちは、所作にも出てしまうので、自信を持った装いが肝心です。
判断ポイントを押さえておく
一例を挙げると、稲盛和夫氏のお別れの会は、ほぼ全員が礼服で参列されていましたが、
別の著名なビジネスパーソンのお別れの会では、礼服はわずかで、ほとんどが略礼装。
礼服姿は弔辞を読む方と、資本関係のある方のみ。
個人的な繋がりのある方にいたっては、インナーはニットでかなり略式でした。
いずれにしても、全身からお悔やみ申し上げる姿勢が伝わっていることが大切ですね。
他には、リスクになる所作のご質問もいただき、社会の変化とともに企業の対応の仕方も変わり、ますます判断が難しくなっています。
しかし、全てにおいて判断ポイント、つまり判断する勘所をおさえておけば、どのような場合でも迷うことはないので心強いのではないでしょうか。
セミナー、講演のお問い合わせはこちらから:info@imageup.jp
エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE→BEST GRADEはこちら
エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター






