印象を挽回できませんが。。
印象を挽回できないのです
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
先日は大手銀行様にてセミナーに登壇させていただきました。
テーマは、バンカーとしての「ビジネス・プロフェッショナルの外見力」について。
セミナーでは、「印象は挽回できる」とお話ししています。
マイケル・ルボーフ氏(ニューオリンズ大学名誉教授)の著書『お客様の心をつかむ心実(しんじつ)の瞬間』
(原作:How to Win Customers and Keep Them for Life)の中で、
たとえ印象が悪かったとしても、その後8回、ポジティブな状態で会えば、印象は挽回できる、というもの。
セミナー終了後、受講者のお一人がこんなことを言ってくれました。
「印象を覆すのは難しいですよ。特に私の場合は。
だらしない服装だったり、若作りしすぎたり、食べ方が汚かったり・・・。
一度、自分の目に焼き付いてしまったものは、その後、何度会っても消し去ることができません。
印象の挽回は難しいですよ。」とのこと。
なるほど、確かに。
五感に届く印象管理
嬉しいですね。
こんな感想を伝えに来てくれるのは、有難いです。
お話を聴いていくと様々なシーンを教えてくれて、こういった印象管理に関心が高いことがわかり、嬉しくなりました。
それゆえ、自分はプロフェッショナルなバンカーとして気を付けないといけないとも言ってました。
ルボーフ氏のいう8回というのは、明確な実験データというよりは、心理学と経験則のビジネス指標としての意味合いが強いようです。
人はネガティブな経験のほうをポジティブな経験より5~9倍強く記憶してしまう、こちらはれっきとした心理学研究データ。
五感の経験は脳に直結してますから。
こう考えると、過度に気にする必要はないですが、これから人と会う前はしっかり準備はしたいものですね。
自分らしく、ありのままでいることが重視される世の中ですが、ビジネスはあくまでも円滑に進むことが大前提なので、そこは緊張感が必要。
緊張感を持って過ごそう
また、こんなデータもありますよ。
顧客満足・リレーションシップ・マーケティングでは、不満を持った顧客はその体験を平均9~10人に話すそうです。
しかし、SNSを使えば、それは比ではなくなるほどの拡散力を持ちますね。
当方が今までやってきた失敗の数々もご愛嬌になるようにと、日々、切磋琢磨な毎日です。
トレーニングと思えばなんのその。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター






