クリーニング店を見極めるポイント

クルーニング店との相性は
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
日本では気温がぐっと下がり、慌てて秋物に袖を通している人々が目立ちます。
先日のアパレル担当者との話では、やはりこの時期すごい勢いで秋冬物が動いているとのこと。
そのような中、お客様から「クリーニング店の見極めのポイントを知りたい」と、衣替えの時期ならではの問い合わせがありました。
我が家にも数社のクリーニング店から期間限定割引のお知らせが届き、迷うのも頷けます。
正しい見極めというよりも、各お客様が大切にしているポイントの期待に応えているか、という点が判断材料だろうか。
当方が目安にしているのは、ジャケットの「襟」の仕上がり具合。
ふっくらと、今しがた仕立て上げたばかりのような風合いに仕上げてくれるかどうかです。
いくら綺麗になっても襟がペタッと寝ていては台無しと考えています。
一度寝てしまった襟をふっくらさせるのは至難の業なのです。
衣替えの留意点
昨今ではクリーニング店に保管を依頼している方が多い傾向ですが、ここで大事なのがハンガー。
シャツやブラウスは厚みのないハンガーで良いが、ジャケット・コートなどのアウターについては
肩のフォルムがしっかりした厚みのあるハンガーで保管してくれるかどうかも見極めのポイントかもしれません。
これも、一度崩れた肩は元に戻りません。
クリーニングの頻度についても聞かれることが多く、シーズン1回くらいと覚えておきましょう。
それ以上は生地が傷みます。
ご自宅での衣替えは、晴れた湿度の少ない日に行うのがベスト。
今日は時間があるからと言って、雨の日の衣替えはお勧めしません。
カビが好む湿度は60%以上です。
翌シーズン開けたときは、カビとお友達になっている可能性が大。
クリーニングから戻ってきたものでも要注意。
繊維の奥深くまではクリーニングでは無理ですから。
クローゼットは頭の中と同じ
難しいかもしれませんが、クローゼットの中はできるだけ整然と、しかも余裕ある状態を保ちましょう。
クローゼットの状態は、イコール頭の中と言われています。
仕事ともリンクしているということでしょうか。
服が沢山あるのに、そのうちの3割くらいしか稼働していない状態は、目先の仕事ばかりに追われ全体が見渡せていない状態に似ていませんか。
マストなアイテムで常に稼働している状態が理想だと、いつも自戒を込めつつお客様にも伝えています。
今シーズンの衣替えは、しっかり見極めながら断捨離してみてはいかがだろうか。
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Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター