ビジネス・パフォーマンスで印象管理

ビジネス・パフォーマンス
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
伊勢丹メンズ館では、昨年末からエグゼクティブ向けのサービを提供しており、お客様から好評をいただいているそうです。
弊社で学んだスタッフ達がそこで頑張っている様子を担当者から伺い嬉しく思っていたところ、
洗練されている客様達にさらに更にご満足いただける対応をとのお話があり、
2週にわたり伊勢丹メンズ館にお伺いし、「ビジネス・パフォーマンス」のレクチャーをして参りました。
沢山の顧客を抱えるベテランメンバーの皆さんなので、すでに非の打ち所がないほど動きがスマートで洗練されているにもかかわらずです…。
腕組みを解く
いつもお客様に全力で寄り添うばかりでなく、逆にこちらが対応しやすいようにお客様を誘導できないか、そんな振る舞いの視点も盛り込みました。
例えば、無表情で腕組みをして話を聞くお客様がいたとします。
お客様にとっては無意識な所作ですが、対応する我々にとっては少々やり難かったりします。
「つまらないのかしら…」、「お手並み拝見と思っているのか…」と、要らぬ憶測が邪魔をして、本来の自分らしさが発揮しづらくなります。
そんな時は、こちらが話しやすくなるように、腕組みを解くようナビゲートすればよいのです。
どうするかって?
そう、いろんな方法があります。
店頭であれば「どうぞ、こちらの商品を触ってみてください」と言って、手触りの感触を確認いただいたり、
テーブルを挟んでいれば、「お手元の書類の次のページをご覧ください」と、ページをめくっていただいたり、飲み物を進めたり。
すると、あっという間に腕を解いてくれます。
その後、またすぐに腕組みし直すお客様はほとんどいません。
同時に、不思議にお客様の表情もなごんでくるので、では!こちらも本領発揮!と行けるわけです。
自己演出の印象管理
プロフェッショナルとしての自己演出動作の利用で、事前にお客様の心のシャッターを上げる方法もあります。
信頼を寄せてもらえる自己演出、あるいは警戒心を解き、親しみを感じてもらえる自己演出、
と装いだけでなくボディランゲージでも十分に伝えることができます。
お客様には、我々の全身から感じ取ってもらえれば、その後に続く言葉かけは補足となり、確認と安心感を与えます。
面白いですね。
振る舞いは、使い方で空気を変え、我々の味方をしてくれます。
セミナー、講演のお問い合わせはこちらから:info@imageup.jp
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター