G7サミット2025の装い

G7先進7カ国首脳会議
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
今年のG7サミットが終了しましたね。
今回の議長国はカナダ。
ロッキー山脈の裾野に位置する自然豊かな開発推進地区カナナスキスが会場でした。
素晴らしい景観にため息が出ます。
今回はいつにもまして軍事衝突や覇権が渦巻く世情を抱え、一体各国首脳陣はどのような装いで臨むのか、注目していました。
今回はオシャレ番長のトルドー元カナダ首相がいないせいか、全体が落ち着いたオーソドックスな印象です。
マクロン大統領、メローニ首相、トランプ大統領以外の4名は新顔とあって、幾分緊張した面持ち。
色の視点で見ると、全体的に「ブルー」を基調とした2日間でした。
ブルーの印象管理
特に初日。
トランプ大統領がいつものトランプレッドタイだった以外は、全員の男性首脳が水色~紺までのブルーバリエーションのネクタイを着用。
石破首相は初日は水色でタイドアップ。
ちなみに2日目は紺×白のレジメンタルタイでした。
そして2人の女性については、メローニ首相は水色のダブルブレストのワイドパンツスーツ、
フォン・デア・ライエン欧州委員長はロイヤルブルーのダブルブレストのジャケットを着用して登場。
いやあ、こんなにブルーで統一されたG7サミットを拝見したのは久々かもしれません。
もちろん、男性陣のスーツは全員ミッドナイトブルーです。
グローバルスタンダードを再認識せざるを得ません。
共同宣言は発出されなかったというものの、統一感が真剣度をサポートしていたように感じます。
2日目は、メローニ氏もフォン・デア・ライエン氏もこれまた揃って白の装い。
マクロン大統領が唯一、2日間にわたりスリーピースで登場し、着こなしの格好良さが風格を押し上げていました。
同伴者の印象管理
気になっていた佳子夫人。
カナダ到着時は赤いブラウスに黒のパンツスーツで颯爽と登場され、安堵しました。
なぜ、赤いブラウスなのか。
お客様にも聞かれましたが、カナダ国旗の赤を取り入れたのでしょう。
日本の国旗も赤なので、友好を表現されたのではないでしょうか。
その後の、パートナーズプログラム(首脳陣の同伴者らに向けたおもてなしのプログラム)でも、TPOに配慮された装い。
首脳陣にしろ、同伴者にしろ、世界中から注目される機会はそうそうあるものではありません。
我々ビジネスパーソンも同様。
ここぞというタイミングは、準備を重ねたいですね。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター