ファンを作る話す早さ

好感を持たれる話す早さ
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
先日は講演会でお話させていただいた後、「好感を持たれる理想的な話す早さというのはあるのでしょうか」というご質問をいただきました。
好感を持たれる話し方を聞かれることは多いですが、話す早さについてはまれです。
なぜなら速度に良い悪いはないですから。
例えば、早く話す印象があるのは明石家さんまさん、比較的ゆっくり話す印象があるのは池上彰さんでしょうか。
どちらも好感度が高く聴き手を引き込みます。
ポイントは早さというよりも、聴き手に与えるイメージが変わることでしょう。
このような印象管理の視点から見ると、話す早さはとても大切です。
早いテンポで話すと、元気、軽快なイメージが伝わりますし、ゆっくりしたテンポで話すと、落ち着き、安定といったイメージが伝わります。
話す早さで印象管理
とはいうものの、一般的に多くの方が比較的聞きやすいと言われている話す速度があります。
それは1分間に266文字から300文字の間です。
アナウンサーが原稿を読んでいる速度が300文字くらい、講演・セミナーで句読点や間を入れながらナチュラルに話す速度が266文字くらいになります。
当方も限られた時間の中でお話しなければいけない時は、これをもとに原稿を作成しています。
話す速度を決める際、聴き手が誰かということも重要。
例えば米国の大統領はスローダウンして話したほうが、好感度が上がります。
多民族が共存している国なので、必ずしも第一言語が英語とは限らない人が多くいるため、誰にでも理解できる速度というのが求められます。
ジョン・F・ケネディ元大統領やバラク・オバマ元大統領などは、元々は早口の方だったようですが、途中から話す速度をスローダウンしたことで知られています。
お二人とも広い世代に人気を広げ、現在も人気が衰えることはありません。
速読力
一方、面白いことに速読スピードという点で見てみると別物のようです。
抜群の速読力を持っているようで、セオドア・ルーズベルト元大統領は朝食前の僅かな時間に本を1冊読破し、
ケネディ元大統領に至ってはは朝食前に各新聞に全て目を通していたそうです。
このもの凄い速読力は、放っておけば話す早さもつられて相当早くなりそうですが、ここはコントロールと実践の賜物なのでしょう。
当方も適時緩急つけてお話しできるのが理想と理解しつつも、なかなか難しいです。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター