衣替えは気温20度がタイミング
衣替えの適切な時期
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
先日はお客様から、「そろそろ衣替えの時期ですね。何か留意点はありますか。」とのご質問をいただきました。
年々、衣替えの時期もタイミングが難しくなりました。
そもそも、衣替えの起源は遡ること千年以上前。
平安時代に中国から伝わり、宮中行事として年に2回、衣を替えるようになったそうです。
後に6/1と10/1に安定。
衣替えのタイミングは?とよく聞かれますが、秋冬物への衣替えは気温が20度くらいがベストです。
ちょうど、最近の気候ですね。
ということは、平安時代は10/1がそのくらいの気温だったことがわかります。
手間も時間もかかるので、衣替えをしないで済む方法があればそれがベストです。
しまい込むことなく、常にクローゼットの定量内に納めておければ理想ですが、そうもいかない方がほとんどではないでしょうか。
気にかけたい留意点
留意点を3つ挙げておきましょう。
1・晴れた日におこなう。曇りや雨は、湿気がカビの原因になるので避けましょう。
2・しまうときは、1点1点、総点検。シミ、ほつれ、穴、汚れは全て直しておく。
3・ぎゅうぎゅうに詰め込まない。目安は、来春出したときにシワになっていない程度。
更に、やってる方が少ないにもかかわらず、実践すると衣服の持ちが断然変わるプレミアムポイントも4つ挙げましょう。
1・入れ替える時は、ケースや棚そのものを除菌掃除しましょう。アルコール消毒など可。
2・防虫剤は、衣服の上にのせる。防虫剤は空気より重いので、衣服の下に置くと効果は半減。
3・除湿剤は、天然素材の近くに置く。カシミアやウールは湿気に弱いので、除湿剤を置くならこれらの近くに置くとベスト。
4・入れ替えしながら、断捨離も行いましょう。
印象管理にも影響
クローゼットの状況は心の中を映し出すものと言われています。
整然と整ったクローゼットは、心の中も整っているということ。
ぎゅうぎゅうなクローゼットは、余裕のない心の内を表すもの。
余裕のあるクローゼットは、新たな仕事も舞い込んでくるというもの。
私も毎回、自戒を込めて、ちょっとしたイベントとして楽しんでいます。
トランクルームや、クリーニング屋さんの預かりシステムも利用されるとよいかもしれません。
印象管理にも影響する衣替え。
ぜひ楽しんで。
セミナー、講演のお問い合わせはこちらから:info@imageup.jp
エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE→BEST GRADEはこちら
エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター