ビジネス服をユニフォームに見立てる

ビジネスウェアの印象管理
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
ビジネスウェアについて多くのご相談を受けますが、中にはスタイルを決めてしまいたいという方が多いのを感じます。
パーソナル・ブランディングの一環ですね。
なかでも、ユニフォーム化してしまいたいというのは、男性に多いご要望。
普段、スーツスタイルではなく、自由な服装が許容されている方に多く見受けられます。
そんな中、参考になる方はいないかと探していたら、、、いました。
ご存知の方も多いと思いますが、エイトブランディングの西澤さんです。
幅広いジャンルの企業、商品、店舗、サービスなどのブランディングを専門とするデザイン会社の代表。
手がけた商品では、キリン生茶やヤマサ醤油などはほんの一例にすぎません。
さて、ブランディングの仕事を手掛ける者としては、自身の着るものもブランディングしていたいところです。
黒の印象管理
「いちいち悩むのが嫌なんですよ」という彼のワードローブは、黒で一貫しています。
オフィスには、シンプルなラックにトップス(ジャケット、Tシャツ、ニット等)とパンツが、統一されたシンプルなハンガーに、合わせて十数枚掛かっているのみ。
その中からセレクトしているという。
彼が出演している様々なメディアを見ても、そのスタイルはわかりやすいのではないだろうか。
お客様にこう伝えると、「よし、それだ!」(笑)という声が聞こえてきそうだが、ポイントが2つあることを伝えておきたい。
ひとつは、清潔感が伝わっているかどうか。
黒を好む人にありがちな例として、汚れが目立たないので、ついメンテナンスが手抜きになりがち。
黒ほど、素材の質感がわかりやすい素材はないので、良質な服地を選ぶことで、着古し感やだらしなさを避けることができます。
西澤氏は、シンプルなデザインを好み、快適さと清潔感を両立していると感じます。
本質にフォーカスする
もう一つは、これが最も大事なことだと思うが、スタイリングから「携わる仕事へのメッセージ」が伝わっているかどうか。
西澤氏の場合、統一された世界観のスタイリングがブランド構築への一貫性を彷彿とさせており、
「本質にフォーカスする」という価値観とリンクしていると感じさせます。
個人的には当方の仕事柄、時折、差し色を加えたらもっと良いのにと思うが、余計な悩みを増やしてしまうのかもしれません。
暑い夏、快適さとブランディングを両立することに難しさを感じるかもしれませんが、事例は思いのほかあります。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター