変わりゆくクールビズ

そもそもクールビズの始まりとは
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
現在は、いわゆるクールビズ期間。そもそもいつ始まったのかといえば、16年前の小泉純一郎首相、小池百合子環境大臣という最強コンビの時に発足しました。
その前に省エネルックと言って1970年代に政府推奨のスタイルがあったのを覚えている方もいるかもしれません。当時、大平正芳首相が半袖スーツで出現し、私も子供ながらにあまりの滑稽な姿に腰が抜けそうになったのを覚えています。当然、世の中には浸透しませんでした。
それを考えると、同じように政府主導でもクールビズスタイルは浸透に成功したといえるかもしれません。
期間の指定が無しに
しかし、時代が変われば対応も変わるもの。
昨年までは、クールビズ期間のスタートと終わりを政府が指定していましたが、今年から期間の定めを無くしたそうです。当然、毎回派手に掲げていた軽装の宣伝は見たりません。
理由としては、ビジネスの服装の自由化が定着してきたことと、季節の移り変わりがシーズンレスで分かり難くなっていることのようです。
メンズアパレル業界は、今まで政府の掛け声と共に販促にいそしんできた感があるので、今年はどんな思いで見ているのでしょうか。
もともとクールビズは日本独自のもの。近年では、スーパークールビズまで出現し、政府ももう線引をせず、一見するとなし崩しの状況のようにも見えてしまいますが。
求められるビジネス感覚
いづれにしても、日々ビジネスにいそしむ我々にとっては、クールビズ期間とはいえ、毎日の装いが自己表現のひとつと考えると気を抜くわけにいきません。クールビズを言い訳に、自身のカジュアルスタイルが、政府や企業のクールビズ推奨に則っていると言わんばかりに手を抜いてきたビジネスパーソンにとっては、言い訳できなくなくなりました。
私の周囲では、シャツのバリエーションを一気に増やしたというお客様も非常に多いです。シャツに非常に気を遣われている様子が見て取れます。
この夏、季節を味方につけていかに自分らしく見せようか、しっかり考えてみるのも楽しいかもしれません。
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Written by 吉村ひかる → 詳しいプロフィールはこちら
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
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