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イメージコンサルタントコラム

米大統領施政演説のファッション

米大統領施政演説のファッション

大統領の後方に2名の女性が座る景色は新鮮

経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。

バイデン米大統領は4/28夜、議会の上下両院合同会議で施政演説を行ったのはご存知の通り。演説では、後ろにペロシ下院議長とハリス副大統領という2名の女性が座っている景色は、もちろん今まで目にしたことがなく、美しくそして新鮮でした。

バイデン大統領も、「この言葉(マダムという呼びかけ)をこの演説で言った大統領はこれまでいない。ようやくその時が来た。」と、満を持してこの日を迎えたことを伺わせます。

表現上手なハリス副大統領とペロシ下院議長

バイデン大統領のこの日のファッションは、ミッドナイトブルーのスーツにブルーのネクタイをタイドアップ。スリーピークスのチーフも忘れてません。

なぜ、この時の光景が美しく映ったのか考えてみました。

向かって右後方には、ペロシ下院議長が淡い水色のコーディネートスタイル。ジャケット、ネックレス、マスクと同色をグラデーションで使用。向かって左後方は、ハリス副大統領が暖かみのあるベージュのジャケットとインナースタイル。

共に、ソフトトーンという穏やかさをイメージさせるカラーグループで統一しており、ペロシ下院議長はブルー系の寒色、ハリス副大統領はイエロー系の暖色という、実にバランスの取れた配色なのです。もちろん、こういう大事なシーンは、襟付きのテーラードジャケットです。

三角形のトライアングルの真ん中に、インパクトの強いミッドナイトブルーがあり、後方の2点を、サポートを伝えるソフトなブルーとベージュ。サスガですね。グローバルに配信されることもしっかり意識されているのでしょう。こんな場も、Appearanceの表現の場として意識されている姿に脱帽です。

我が国にも希望を託す

こんな光景がわが国で見られるのはいつになるのでしょうか。

おそらく、今の日本の政界であれば、女性に紺や白を推奨してしまったり、極端に派手な色を着てしまう可能性があります。

ひとり一人の装いに留まらず、シーンとして全体の装いを仕上げることの大切さ。

本日は、施政演説の内容ではなく、印象管理のAppearance視点から見てみました。

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Written by 吉村ひかる → 詳しいプロフィールはこちら

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・株式会社BEST GRADE 代表取締役

・BEST GRADE アカデミー主宰

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・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター

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