節分のためのファッション
2026年の吉方は南南東
今週の2月3日は節分。
福豆を用意している方も多いのではないでしょうか。
もともとは、立春・立夏・立秋・立冬の前日すべてを指していましたが、現在は立春前日を指すのが一般的。
起源は平安時代の宮中行事で、豆(魔を滅する=魔滅(まめ))を投げて邪気を払い、清浄な新年を迎えるための神事です。
今年の恵方は南南東とのこと。
その年の金運や福を司る「歳徳神(としとくじん)」がいる方角と言われています。
今年も願いを込めて豆をまき、恵方巻をほおばりたいですね。
さて、お客様からこんなご質問をいただきました。
「会社で豆まきのイベントをするのだけれど、相応しいファッションはあるのでしょうか」とのこと。
裃の印象管理
ちょっと待った!
節分の豆まきは、イベントではなく神事だということをお忘れなく。
節分には、芸能人が裃(かみしも)をまとって、神社で福豆をまいている姿をよく見ませんか。
ということで、豆まき担当の方には裃をお勧めします。
裃は江戸時代の武士の正装です。
神事や儀式において最もふさわしい装いとされ、小袖の上に着る袖のない肩衣と袴を合わせている服。
鬼を退治する側(人間)が、正式な衣服を身に着けることで、邪気よりも優位な立場にあることを示すそうです。
本来、豆まき担当は年男・年女の役割でしたが、現在では曖昧ですね。
では、豆を受け取る者、一般の者に相応しいファッションというのはあるのでしょうか。
このご時世、何でもありですが、もし気になるというのであれば、季節の節目を清める日ということで、年末年始と同じと考えましょう。
もし神社の豆まき会に参加する場合は、神社仏閣の服装マナーを参考にするとよいです。
ヨーロッパはカーニバル
海外では節分と同じとはいかないまでも、似たような行事は沢山あります。
たとえば、ヨーロッパでは2月に行われるカーニバル。
節分とほぼ同時期で、四旬節前に「穢れ・抑圧・悪」を外に出すという意味を持ち、節分の発想に近いです。
そのファッションは、皆さんご存じの通り、仮面をつけ、派手な色や非日常な装いをします。
イタリアのヴェネツィアやフランスのニースあたりで見かけることが多いです。
面白いですね。
日本は正装なのに欧州は派手な装い。
これは、服装観が全く違っていて、日本では場を清めるには整った服が相応しいと考え、静かな浄化という服装観を持っていますが、
一方、欧州では派手な装いと騒ぎで、悪を外に出すという服装観を持っているためです。
こんな服装思想の違いが、節分が「厳か」で、カーニバルが「騒がしい」理由がわかりますね。
長きにわたる歴史から築かれてきた文化と多様な価値観、大事にしたいですね。
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Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
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- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
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