副大統領候補ワルツ氏の演説
副大統領候補ワルツ氏の演説
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
アメリカ合衆国の民主党では、ハリス氏が大統領候補に指名されたのに続き、副大統領候補にワルツ氏(現、ミネソタ州知事)が指名されましたね。
ますます選挙戦が面白くなりそうです。
このようなお立場の皆様は、もれなく演説が上手く、当方も仕事柄面白く注視しています。
先日8月6日にワルツ氏の初の演説が、ペンシルベニア州で行われました。
ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
卓越した演説力に驚き、知人のアメリカ人に伝えたところ、同感とのこと。
歴代大統領のトップ3に並ぶんじゃないかという。
当方は初めて聞いたところなので、そこまでかどうかは未知数ですが、分からなくもない気がします。
話術と間とアイコンタクト
たとえば、韻を踏み並列する、対比をし並列する、、、リズム感とわかりやすさ満載なのです。
「ハリス氏は略奪者と闘い、
詐欺師とも戦い、
国際的ギャングとも戦い、
陰湿な企業とも戦った…」
と韻を踏むことによって実にテンポがいいのです。
対比では、「奉仕と闘い」、
「中流層とエリート」と、
次々に対比の事例を並列し、聞き手は「その通り!」と拍手してしまいたくなるのです。
「間」の取り方も絶妙で、常に拍手が鳴りやむ頃を見計らって話だし、
その間は、360度民衆にアイコンタクトを注ぎ、君たちの気持ちはよくわかっているよと言わんばかりに頷いているのです。
聴衆の反応を楽しみ、会場が一体化されていきます。
絶妙なアイコンタクトはバラク・オバマ氏を彷彿とさせます。
彼も360度のアイコンタクトは得意技でした。
ワルツ氏、共和党に対して辛辣なことも言うのですが、ユーモアがたっぷり入っていて、あのふくよかな体つきと笑顔の丸顔なので、大してきつく聞こえないところが面白い。
ミッドナイトブルーのスーツ
当日の服装はというと、ミッドナイトブルーのスーツに同色のネクタイを合わせています。
ネクタイの色から、副大統領ゆえ出過ぎず信頼感を前面に出した選択と見ています。
ミッドナイトブルーのスーツは、当日のハリス氏も一緒でした。
ビジネス上の一番フォーマルな色はミッドナイトブルーなので、今日はどういうシチュエーションなのか、そのあたりはしっかりと抑えているのでしょう。
ちなみに、ハリス氏のインナーはパーソナルカラーのサーモンベージュのボータイブラウスでした。
今後、幾度となく拝見するであろうワルツ氏の演説が非常に楽しみです。
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Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター