重厚感が欲しいのですが・・・

印象管理のご質問
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
過日、セミナーの際にPCとプロジェクターの接続がスムーズにいかず困っていたところ、さっと駆け寄り、シャシャッと対応してくださる男性がいました。
私はその対応と風貌から、こちらの施設のIT担当者と思っていました。
が、終了後に名刺交換をすると、今回の主催企業の人事部長だということが判明し、失礼いたしました、という気持ちでした。
後日、この方から「重厚感を付けたいがどうしたらよいか」というご相談がありました。
聞けば、部署柄、そしてこんな感じなので沢山の方からご相談があり、中には延々と話が続き、愚痴で終わってしまう人も多々いるという。
周囲からは、もっと重厚感を付けたほうが軽減されるのではないか、とアドバイスを受けているという。
重厚感より凛とした印象
さて、2度ほどお会いした中で感じた良さは、なんといっても
「フットワークの軽さ」と「フレンドリーさ」です。
彼の場合、重厚感を加えるとチグハグ感満載で良さが消えてしまいそうです。
話を伺い、眺めながら行き着いた結論が「凛とした印象」でした。
ご本人も重厚感は自分的に無理だが、「凛とした感じ」だったら自分も望むところだという。
私からの提案はたった二つ。
一つは、常に背筋を凛と伸ばすことを意識してください、というもの。
IT担当と間違えた所以は、特有の前肩の少し猫背気味だったこともあります。(IT担当の方、ごめんなさい)
もう一つは、シャツの素材を張りのあるものに変えること。
ビジネスカジュアルを推奨する企業のため、シャツスタイルが多いのですが、
お会いするたびに、いわゆる洗いざらしの、見方によってはよれっと感を感じさせかねないの素材のシャツでしたので、
張りのある素材のシャツに変えることで、「凛とした印象」に大きく貢献します。
無理が無いよう、常に取り入れられるたった2つにしてみました。
凛としたさわやかさを持ちながら、フットワークが軽く、しかもフレンドリー!!
個性を生かす
久しぶりにお会いする機会があり、変化のほどを聞いたところ、周囲からは「信頼感が増した」と言われるようになったという。
僕自身(中身)は何も変わっていないんですけどね、と。
気になっていた愚痴の相談は減ったという。
個性を生かすって難しいなと思いながらも、個性を上手に生かしたほうが自分も周囲も幸せになることを実感したケースでした。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター