新報道官、解任からの教訓
動じない印象管理
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
過日、ホワイトハウスの報道官を務めてきたキャロライン・レビット氏に代わり、ケイティ・ザカリア氏が新報道官として就任しました。
が、わずか5日で解任されたという事実はご存知の通り。
日本では軽く報道された程度ですが、本国アメリカでは、あらゆるメディアが取り上げていました。
いくつもの要因が重なっての結末ですが、人前で話す機会を持つあらゆる業界のビジネスパーソンには、多くの教訓を残してくれたので、ここで取り上げたいと思います。
前任のレビット氏は、いつも笑顔を絶やさず、それでいてファイティングな姿勢は「動じない姿」として当方の目に映っていました。
時には、「なんて馬鹿げた質問だ!」とあの笑顔で記者に言い放つシーンには驚くばかり。
3つの教訓
一方、ザカリア氏の初記者会見では、下を向いて台本をそのまま読み上げることが多く、言葉のつまずきや内容の薄さも批判の対象になりました。
なんといってもその後のフォックス・ニュースでの出演が決定打になったという。
彼女が経歴に関する質問を受けた際、yesかnoかで答えればよいところを、論点をずらして長々と話を繰り広げていたという。
これは適任ではないと…。
ここから得られる教訓は主に以下の3点が挙げられます。
すべては「準備」の重要性に集約されます。
ひとつは、最も恐れている質問の対応はリハーサルしておくこと。
最も難しい質問を想定し、その回答を作成し練習しておくことは必須です。
予測可能な質問の応対こそが真価を問われやすく、今回の経歴詐称疑惑の質問は、十分に予測可能でした。
もう一つは、言葉が自分のものになるまで練習すること。
記者やカメラは話す内容だけでなく、話し方や表現の仕方も合わせて評価します。
原稿から目が離せるようになるまで練習し、主要メッセージの部分は完全に頭に入れ、会場全体とアイコンタクトを取りながら話せるくらいまでにしておきます。
最後は、これは立場が上の人ほど重要なことで、「言わないこと」を明確にしておくことです。
未確認の事実や触れないほうがよい事項を事前に確認し、聞かれても曖昧な態度を取らないこと。
役割に応じた準備を
報道官という役割を改めて確認すると、
情報の伝達役、政策の増幅役、ジャーナリストとの駆け引き役、大統領の評判を守る役、時には事実を曖昧にする役…。
いやいや、スーパーマンですね。
今回の件は我々にとっても、自身のポジションに求められている準備を振り返る機会になったのではないだろうか。
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Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター






