お仕立ての極意、ベストフォーマリスト賞
ベストフォーマリスト賞
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
先日、「フォーマルスタイルの似合う各界の著名人」に贈られる『第24回 ベストフォーマリスト賞』の授賞式が、明治記念館にて開催されました。
女性部門では平原綾香さん、男性部門ではディーン・フジオカ氏が受賞しました。
会場ではマスコミも多く詰めかけており、熱気もムンムン。
受賞されたお二人は当然ながら、オーダーメイドの装いで登場します。
毎回、なるほど…と思いながら間近で拝見していますが、今回もオーダーならではの良さを感じた1着でした。
お仕立ての極意と印象管理
平原綾香さんは、オフショルダーのイブニングドレス。
グリッターが散りばめられたラベンダーカラーの生地を幾重にも重ね、華やかでありながら優しさが漂います。
自身のコンサートでも着用できるようにと仕立てたそうす。
特徴は、横隔膜の部分をストレッチ素材に変えているとのこと。
通常のドレスで歌うと、歌っている最中に横隔膜の部分が裂けてしまうそうです。
凄いですね!
歌手にとっては呼吸が命と改めて認識した次第です。
この時も、ジュピターの一節を声高らかに披露してくれました。
そして、ディーン・フジオカ氏はフランスのドーメル社の「AMADEUS 365(アマデウスサンロクゴ)」の生地を採用したタキシードを披露。
しなやかなドレープと優雅な光沢を持つ上質な素材感が、品格を引き立てています。
採寸したときは、役柄で身体を非常に絞っていた時期だったという。
着用するタイミングでは、ダイエットから解放されているため、ウエストや胸の厚み等、何センチ何ミリ戻っているかを緻密に計算しながら仕立てたそう。
オーダーの極意ですね!
また、役柄によってはフォーマル姿のままアクションシーンを撮ることもあるため、身体が自由であることと、崩れないことが条件だという。
彼も、平原さんと同様、台本にはないが、脚を180度蹴り上げるというアクションを披露してくれました。
「ほら、崩れてないでしょ~」と。
会場は盛り上がり、ベストフォーマリスト授賞式でありながら、さながらオーダーメイドの披露会と化していました。
オーダーメイドの変革の系譜
現在は著名人であろうと、着やすさ動きやすさが当然のように求められ、軽視した服であれば、それは自分の服ではないと判断されてしまいます。
しかし、一昔前の洋装の世界(特に欧州)では、着にくさ動きにくさが上流階級の人々の証でした。
こんな靴を履いたらまともに歩けないだろうとか、こんな服を着たら腕も上がらないだろうという服たちです。
なぜなら、自分は動かず、側近たちが自分の代わりに動き回ってくれるからなのです。
解放の革命、産業の革命、戦争を経て今を享受している我々。
オーダーメイドの変革の系譜をたどるだけでも、先人たちが大きな変遷を経てきたことが見えてきて興味深いですね。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター






