コーポレート写真を侮るなかれ
コーポレート写真を侮るなかれ
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
新年度を迎えるころから株主総会シーズンの頃まで、様々な企業がコーポレート写真を毎年アップデートしています。
先日もそんな企業様のサポートを致しました。
毎年のことなのですが、今年も広報室の皆様と入念な準備からスタート。
当方の準備としては、同業他社のコーポレート写真を入念にチェックし、今年のテーマに沿ってスタイリングイメージを構築、そして昨年の留意点を頭に入れておきます。
当然ながら、業界全体の流れや、担当企業の業績・方向性を頭に叩き込みます。
今回は『TIMES』の表紙まで視野に入れているとあって、撮影に関わる皆様のモチベーションがいつにも増しているように感じました。
オールラウンド撮影
撮影は、朝7時からお昼までの5時間にわたる長丁場ですが、緊張感が張り詰めているので感覚としてはあっという間。
ここで、あらゆるシーンに対応するオールラウンドの撮影が行われます。
例えば、採用向け、株主・投資家向け、海外向け、IR用など、多くの使用目的に向けて100%応える写真を撮っていくわけです。
写真を掲載した資料を目にする対象が違う分だけ、こちらの見せ方も変わります。
採用向けと投資家向けに同じ写真を使用することは当然ながらないわけです。
広報室も、各担当者からの要望に応えるのに真剣です。
時々、担当者が撮影の様子を覗きに来る一幕も。
どんな要望かというと、背景のシチュエーションから代表の表情まで及びます。
執務室、歓談風景、庭園などのバリエーションをもつ背景
笑顔や真剣な表情
静止や動き、はたまた歩いている姿
バストトップや全身など
向きもポージングも様々。。。
代表も慣れたもので、我々のちょっとした声掛けにどんどんポーズを変えてくれます。
当然ながら、着替えやネクタイ替えも数回発生します。
代表の好みの傾向、体型、しぐさを把握しているものの、新たな発見は毎回のこと。
写真で印象管理
皆様ご自身を振りかえってみてどうだろうか。
こちらが「見せた通りのお客様」が反応してくれるというもの。
なぜか、こちらが求めていない客層が多いという方は、もしかしたら発信の仕方、在り方が少しずれてしまっているのかもしれません。
マーケティングの一環として、コーポレート写真あるいは、ご自身のプロフィール写真、SNSに挙げる動画や写真を検証してみてはいかがだろうか。
面白いように反応が変わりますよ。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター