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2018.06.26
「日経ビジネスオンライン」掲載第1回 「トランプ大統領のネクタイに見る印象管理戦略」
「日経ビジネスオンライン」掲載第1回 「トランプ大統領のネクタイに見る印象管理戦略」
「日経ビジネスオンライン」に「トランプ大統領のネクタイに見る印象管理戦略」の記事を掲載していただきました。
先日の米朝首脳会談を受けての解説です。
独自の切り口ですが、楽しんで読んでいただけましたら幸いです。
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「トランプ大統領のネクタイに見る印象戦略」

首脳のファッションとしては100点満点?

トップの服装戦略で大事なのは「印象管理」という視点です。

今月は大きな首脳会談が相次いで開催されました。世界のリーダーはファッションをどうブランド戦略に取り入れているのでしょうか。企業トップ、政治家の顧客を抱える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるさんが解説します。

 今月はカナダで日米欧主要7カ国(G7)首脳会議が、シンガポールで米朝首脳会談が開催され、それぞれ大きな関心を集めました。国を代表して会談に臨むトップには、一瞬の油断も許されません。服装にも細心の注意を払います。自国の意志や立場を伝えたり、相手への敬意を表したりすることに多大な影響を与えるからです。

 トップの服装戦略で大事なのは「印象管理」という視点です。聞きなれない言葉だとは思いますが、自分の好みやトレンドではなく、「人にどう見られたいか」に軸を置いて「印象」を「管理」することを指します。

 読者の皆さんにはこの「印象管理」を念頭に置いていただき、まずはトランプ大統領のファッションから見ていきましょう。

 大胆な発言とともにスーツの独自の着こなしは常に注目の的で、大統領就任時にはファッションの有識者から批判とも取れる声が噴出しました。特に話題になったのが、ネクタイと前ボタン(第一ボタン)の2点です。通常ネクタイは、身に着けたときにときに大剣(幅が太いほうのネクタイの先)がベルトにかかる位の長さが適切とされます。また正統的なスーツの着こなしは、前ボタンを締めるのが一般的です。

 ところがトランプ大統領はどうでしょうか。ネクタイはベルトの位置を悠々と超えて、前のボタンは一切締められることはありません。「アメリカを代表する大統領がこのようなルーズなことで許されるのか」と国内でも物議を醸しています。前任のオバマ元大統領が、実に美しい着こなしだっただけに、その差には戸惑う声が多いのも理解できます。

 ただ、アメリカ大統領に就任するほどの人物で、周囲にファッションと縁が深い人物が多いなかで、彼が正しい着こなしを知らないとは到底思えません。若い頃の写真を見ると意外なことに、実に美しいスーツの着こなしをしているのです。側近や親族も同様ですので、意識して今のスタイルを取る戦略ではないかと見ています。

 そのような視点で改めてトランプ大統領の服装をチェックすると、ソリッドタイ(無地のネクタイ)を中心に最近ではレジメンタルタイ(ストライプのネクタイ)も多く取り入れていますが、色は「赤」「青」の2色を頻用しています。いずれもインパクトの強い色味を「目に飛び込ませる」戦略を取っているようです。

 私は講演やコンサルティングなどで「トランプレッド」「トランプブルー」という言葉を使いますが、驚くべきことに誰もが同じ色味を思い浮かべるのです。特に「トランプレッド」の浸透度は高く、小中学生に「トランプ大統領のネクタイは何色?」と聞けば「赤!」と即座に返答が返って来ますから、印象付けは成功していると言えます。いわゆる「パーソナルカラー」を自分のものとしています。

 では、スーツはどうでしょうか。

 190cmとも言われる長身を包むスーツですが、前のボタンを締めていないので実はジャストサイズなのか、そうでないのかは判断しかねます。少々サイズにゆとりがあるのかもしれませんが、かなりハイクオリティな生地を使っているように見えます。動きに合わせて大きな身体を包むスーツの生地がしなやかに動き、ドレープ感、落ち感を伝えています。おそらくはスーパー180〜200(原毛の太さを示す。スーツに艶や色の深みを生んでいる)程の高級生地を使っていると推察します。

 普段からイタリアンブランド「ブリオーニ」のスーツを好んで着用しているようですが、スティーブ・ジョブス氏もこのブランドのスーツをこよなく愛し、1着100万円前後のものが多いことが知られています。

 超高級スーツに身を包み、鮮やかな色のネクタイを締め、独自の着こなしで自身を演出しているのです。外見で存在感を発揮し、発言やパフォーマンスに注目せざるを得なくさせる演出は秀逸ともいえるでしょう。

 史上初となった米朝首脳会談では、シンガポールに入国した際のネクタイはトランプブルーでしたが、会談当日はトランプレッドでした。

 ここで、色の持つ心理効果を説明しましょう。「青」は、冷静、明晰、判断力などの効果があり、いわゆる鎮静作用があります。頭痛薬のパッケージに青が多用されるのにはそのような効果があるからです。

 一方、「赤」は、情熱、アクティブ、エネルギーなどの心理効果があり、ここ一番のときには服装のなかに赤を取り入れる人が多いのです。自分を鼓舞したり、周りから情熱的な人と受け止めてもらいやすくなります。世界中の注目を集めた米朝首脳会談で、「青」と「赤」を使い分けたトランプ大統領の意図もその辺りにあるはずです。

 では、相次いでトランプ大統領の会談相手となったアジア勢の首脳陣はどうでしょうか。

 ここで、前提としてお伝えしておきたいのが、各国の文化の違いです。洋装文化の欧米と、着物文化が長かった日本、そして人民服が長かった中国、韓国、北朝鮮では、着こなしの感性は当然ながら違ってきます。「服装で自分を表現する」という考え方が全く異なるのです。そんなバックグラウンドを考えると、各国、首脳陣たちを横並びで対比するのは実に難しいのです。

 とは言っても、やはり気になりますよね。まずは北朝鮮の金正恩党委員長は、当然のようにいつもの人民服で登場。若干サイズが大き目な点が気になりますが、生地は写真で見る限り、ハイクオリティのようです。おそらくは「階級」によって生地が異なり、最高級品を使っているはずです。デザインだけに目を奪われてはいけません。余談ですが、金委員長が今年の「新年の辞」発表時にスーツを着用したのはご存知でしょうか。

 グレーのスーツとネクタイを着こなし、いつもの人民服姿では感じづらい西欧的なスマート感を感じさせたことで各国の評判も良かったようです。今後、焦点となっている非核化をめぐって各国と交渉が進むなかで、公式な場でのスーツ姿を増やせば、金委員長に対する印象はもちろん、北朝鮮という国に対する印象も変わってくるに違いないと見ています。

 そして、今回の米朝首脳会談の立役者が韓国の文在寅大統領です。常に冷静で紳士的な立ち居振る舞いと端正なスーツ姿は、見る人に安心感すら与えます。ところが目を引くような装いは一切しないせいでしょうか、実はファッションの印象はあまり残っていないのです。

 よく見ると、やはり上質なスーツにジャストサイズのスーツをきれいに身に着けていて、ネクタイも地味目な色と鮮やかな色をTPO(タイム、プレイス、オケージョン)に応じで使い分けています。ファッションよりも、端正な顔立ちや柔和な表情がより印象を与える人物で、自国でも女性の支持が高いことが特徴です。

 次は開催地を提供したシンガポールのリー・シェンロン首相。アジア人にしては身体の割りに顔が小さく、親しみやすい表情をしています。16億円ともいわれる開催費用を自国で負担して「シンガポールで開催してくれて嬉しい」とコメント。海外居住経験もあり、スーツの着こなしもスマートですが、やはり装いで主張することはあまりないようです。グレーのスーツが多いのですが、これがグレーヘアとマッチしていてソフト感が伝わってきます。

 本来、大事な場面ではダークスーツを着用することがビジネス界では基本ですが、このダークというのは、ミッドナイトネービー(濃い紺色)やチャコールグレー(濃い灰色)を指します。決して明るいグレーではありません。そして会議のフォーマル度や相手によって合わせた色を着用するとされます。

 ところが、最近ではライトグレーを着用するケースも増えており、このリー首相は細身にライトグレーのスーツをスマートに着こなしています。

 それぞれのお国柄や文化の上に成り立っているファッションスタイルですが、今回の一連の国際会談では、それぞれの思惑が服装に見え隠れしていました。外交や駆け引きに奔走する政治家たちは、「印象」にも戦略を凝らしていたのです。

以上
2018.04.25
Precious.jp様より取材を受けました
Precious.jp様より取材を受けました
雑誌の中でもクオリティと品の良さで圧倒的支持を得ている「Precious」。
そのオンライン版があるのをご存知の方も多いはず。
こちらも雑誌同様に、いやそれ以上に有意義なコンテンツが満載なので多くのファンを抱えております。

そのPrecious.jp(雑誌Preciousのオンライン版)に取材が掲載されました。
テーマは、「第一印象で損しない!出会った瞬間ポジティブな印象を与えられる『服選びのルール』」。
ライターさんが非常に上手くまとめて下さいました。

〜抜粋〜
吉村さんは、身に着ける服によって自分の「なりたいイメージ」に近づくことができると話します。服で印象を変えるためには、まずは以下の3つのステップを実行していきましょう。

,匹Δ覆蠅燭い里、自分の目指すゴールを決める

¬椹悗校僂剖瓩鼎韻襪茲Δ壁を身に着ける

振る舞いを変える

本文はこちらから
https://precious.jp/articles/-/5437
2018.04.18
書籍「女は服装が9割〜なぜか大切にされる人のルール〜」の重版が決定しました
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