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2019/04/11

オトナの女性におくる情報アプリ『TRILL』に掲載

オトナの女性におくる情報アプリ『TRILL』に掲載

働く女性に人気のサイト『TRILL』に著書の本を紹介していただきました。

 

テーマは『上司になぜか大切にされる人とされない人、その違いとは?』です。

 

期が変わるこの時期にぴったりのテーマ。

以下、抜粋です。

 

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新年度、転職や異動で新たな環境へと足を踏み出した人も多いはず。

仕事も人間関係も、今まで以上に良くしていきたい!と、意気込んでいるところではないでしょうか。そこで今回は、この出会いの季節を迎えるにあたって、働く女性が読んでおくべきお勧めの本をご紹介します。

 

<strong>女は服装が9割</strong>

 

あなたの周りにこんな人はいませんか?

 

とび抜けて美人でもないのに、どこか品がある。上司からも部下からも一目置かれ、次々と自己実現している人。

一方で、いつも一生懸命だし深く知ると魅力的な人柄なのに、何となく周りから後回しにされがちで苦労が多い人。

 

大手百貨店 三越への勤務を経て独立し、現在は国際イメージコンサルタントとして活躍している吉村ひかるさんの著書「女は服装が9割 なぜか大切にされる人のルール」では、その分かれ道は「見た目」にある、と述べられています。

 

*「見た目」の印象で「中身」への評価が変わる

*服の色と表情を変えたら、人間関係が変わる

*販売員が思わず「うちの店に入って!」と思う人の5つの特徴

*年上の女性に好かれるには

*お店の人も服の素材であなたを見ている etc

 

ざっと見出しを眺めただけでも、気になるテーマが続々と登場します。店頭で数多くのお客様を観察し、さらには10万人以上をコンサルティングで変身させてきた著者の吉村さん。仕事も恋愛も人間関係もうまくいく「なぜか大切にされる人」になるための服の選び方が、服のデザインからパーソナルカラー、クローゼットの育て方、服のお手入れ方法に至るまで、様々な視点で解説されています。

 

<strong>「見た目」を作るものとは?</strong>

 

本書の面白いところは「見た目」という切り口から、服だけでなく、その人の振る舞いやマナーにも言及されているところ。

 

*「素敵なふるまい」の始め方

*あなたの存在は「快」か「不快」か

*試着後の服の戻し方に品格が表れる etc

 

振る舞いには自分の心が表れるもの。服装と同じように印象を左右し、周りの人からどう扱われるかにも、影響してくるのです。

 

「見た目」で変わるということは、自分の工夫次第で変えられるれるということ。新年度を迎え心機一転、今まで以上に自分の印象をよくしていきたい人はぜひ、本書を一読してみて下さい。

2018/12/01

読売新聞掲載「働く女性のファッションについて」

読売新聞掲載「働く女性のファッションについて」

読売新聞の中に「発言小町」というコーナーがあります。

これはYOMIURI ONLINEという人気掲示板があり、そこに寄せられた話題から、盛り上がったトピックや面白かったテーマを掲載しているコーナーです。

 

今回は「働く女性 スーツ標準化を」という発言を投稿された方がいらっしゃり、それに対して読者の皆様が思い思いの考えを様々に述べられていました。

それだけ、女性の皆様が働く服装に対して悩まれている証拠かと思います。

 

私の役割は、最後のまとめ、有識者の総括コメントとして掲載していただきました。

以下のようにコメントしております。(抜粋)

 

『 女性の服装は男性の服装に準じるというのが洋装の基本です。

 

 職場の男性と並んで違和感がないか、取引先との関係や作業の種類、組織の一員として相応しいかを考えましょう。

 

「スーツのほうがラク」や「人と会わないからラフで良い」という考えは周囲への配慮が足りていません。

 

自分をどう思ってもらいたいのか意識して服選びをしてみて下さい。』

 

普段の皆様の装いの参考になりましたら幸いです。

2018/07/01

「日経ビジネスオンライン」掲載第3回 「グローバル企業トップのファッション戦略」

「日経ビジネスオンライン」掲載第3回 「グローバル企業トップのファッション戦略」

「日経ビジネスオンライン」第3弾がこちらです。

ご依頼いただいた3回シリーズの最終回になります。

テーマは「グローバル企業トップのファッション戦略」。

いまや大きく2つのタイプに分けられるようです。こちらも独自の切り口で書かせていただきました。

 

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「グローバル企業トップのファッション戦略」

 

国内外エグゼクティブの服装を読み解く

 

吉村 ひかる

 

各国⾸脳のファッション戦略について分析した1回目、2回目に続き、最終回はグローバル企業のCEOのファッション戦略について、企業トップ、政治家の顧客を抱える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるさんが解説します。

 

企業トップの印象は、企業の印象に直結します。発⾔や⽴ち居振る舞い、表情とともにファッションも注目され、さえない印象なら企業の将来性に不安感を抱かせ、エネルギッシュな印象を与えられたなら企業の今後について明るいイメージを植え付けることができます。視覚の影響はそれほどに⼤きいのです。

私は数多くの企業トップのファッションコンサルタントを務め、この印象のマネージメント、いわゆる「印象管理」を理解して味⽅につけるか否かが、企業業績にも関わってくることを実感しています。今回はグローバルに活動するトップの服装をチェックしてみました。

最初は、いつも同じように⾒えるファッションに⾝を包んでいるCEOたちです。

フェイスブックのCEOマーク・ザッカーバーグ⽒はグレーのシャツにデニム姿が多く、クローゼットには同じアイテムが何⼗枚も掛けられているそうです。

ザッカーバーグ⽒は、⾃⾝のファッションについてこう述べています。

「私は社会への貢献に関係しない決断はできるだけ下さないようにしています。

実はこれは多くの⼼理学的な理論に基づいていることで、何を⾷べるか、何を着るかなどの⼩さな決断でも、繰り返し⾏っているとエネルギーを消費してしまうから。⽇々の⽣活の⼩さな物事にエネルギーを注いでしまうと、⾃分の仕事をしていないように感じてしまう。最⾼のサービスを提供して、10億⼈以上もの⼈々を繋げることこそ、⾃分のすべきことなのです」

考え⽅のベースにあるのは「決断の数を減らして、重要な案件に集中する」というもので、それが独⾃のファッションに結びついているのかもしれません。

そんなザッカーバーグ⽒ですが、今年4⽉の⽶連邦議会上院司法委員会の公聴会や5⽉の仏エリゼ宮でのハイテク関連会合ではスーツを着こなし、TPOの使い分けを⼼得ている印象でした。

同じような服装の⼈物として、アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズ⽒を思い浮かべる⼈も多いと思います。⿊のタートルネックにデニム、そしてスニーカーの3点セットがお決まりのコーディネートでした。アップルの新製品のプレゼンテーションではいつもこの格好だったので、動画をまとめて⾒ているといつの発表だったか、時間の感覚がなくなるほどです。

しかしこのファッション、スーツを着たビジネスマンよりもシャツやデニムを好む層に製品をカジュアルに使⽤して欲しいという思いから、⾃らそういったファッションでステージに⽴つようにしていたとも⾔われています。マーケティングの勝利ですね。顧客を⾒極めているからこその⾒せ⽅でしょう。

タートルネックもイッセイミヤケによる特注デザインもので、同じ品を100着注⽂していたと⾔われています。デニムはリーバイス、スニーカーはニューバランスと⼀⾒ベーシックですが、イクオリティーな服装で揃えていたそうです。ワンコ―ディネートの中には、様々なメッセージが込められていたのです。そんな彼は、本来はスーツ好きだったらしく、銀⾏などに出向くときには⾼級スーツで有名なイタリアンブランド「ブリオーニ」のスーツを着ていたという説もあります。

このように、スティーブ・ジョブズ⽒もマーク・ザッカーバーグ⽒も、ファションそのものがブランディングになっています。⾔い⽅を変えれば、いつもの同じファッションは、彼らにとっては「制服」であるとも⾔えます。

同じIT業界のIBMにも着目してみました。IBMは創業100年を優に超えたIT業界の巨⼈です。そのトップがバージニア・ロメッティCEO、最初のページにマーク・ザッカーバーグ⽒と写っている⻩⾊のスーツの⼥性です。「変⾰を決して⽌めてはならない」と宣⾔し、最先端の⼈⼯知能を備えた「Watson(ワトソン)」の開発などで近年話題ですが、彼⼥はとてもパワフルで聡明です。

セミロングヘアをきっちりとカチューシャで⽌め、⾜元はピンピール。メディアに出る時には常に最新ファッションで登場し、決断⼒を感じさせるようなはっきりとした鮮やかなスーツに⾝を包むことも多い⼥性です。聞きやすく低いトーンの声で、ユーモアを交えながら実に上⼿なプレゼンテーションを繰り広げます。そして、背景にどんな⾊がくるのかで当⽇の服の⾊やデザインを決めているとしか思えないほど、⾊使いが⾒事なのです。背景までも味⽅にしてしまう、⾃分の最⼤限の⾒せ⽅を知っている⼀⼈です。

⽼舗企業をイノベートしていくCEOとしてのプレッシャーは強烈なはずです。37万⼈以上の社員を導き、何億⼈ものコンシューマー達に夢を与えなければならないのですから、トップのイメージは非常に重要なのです。彼⼥はそれを⼗分に意識しているCEOだと⾔えるでしょう。

 

⾼級スーツで落ち着きや信頼感を表現

そしてもう⼀⼈は、アマゾンのトップに⽴つCEOのジェフ・ベゾス⽒。彼に対しても、やはりラフなスタイルが多い印象を持つ⽅が多いでしょう。けれども前述の⼆⼈に⽐べると、ジャケットを着⽤する姿が多く⾒受けられます。ネクタイは締めたり締めなかったりと、TPOに合わせているようです。愛嬌のある笑顔は、ともすると童顔なので幼く⾒られがちですが、仕⽴ての良い⾼級スーツを着⽤することで落ち着きや信頼感を表現している様に⾒受けられました。

このように⼀代でグローバルな企業を築き上げてきたCEOがいる⼀⽅で、⻑い歴史をもつ企業の経営者もいます。前者は⾰新的な⽴ち位置にいることが多いので、独⾃路線のファッションの⽅が印象管理上のメリットがあります。

ここまで海外のCEOを⾒てきましたが、⽇本企業のトップはどうなのでしょうか。

⽇本のグローバル企業と⾔うと、トヨタを思い浮かべる⽅が多いのではないでしょうか。80年以上の歴史を持ち、豊⽥章男社⻑は頻繁にメディアに登場しています。

スーツやネクタイのバリエーションは豊富で、メガネに⾄ってもそうです。奇をてらったスタイルではありませんが、仕⽴ての良いジャストサイズのスーツに⾝を包み、⾚や⻘などのはっきりとしたネクタイの選択が目⽴ちます。それは強い意志や⼤企業を率いる強さを感じさせ、プレゼンテーションなどでもアグレッシブさを強く主張しています。また、その場に応じてレーシングスーツを着こなすような⼀⾯もあります。このあたりの明確なイメージチェンジや、表現の仕⽅が、歴史を持つ企業トップとしての⾒せ⽅なのかもしれません。

 

ソニー平井⽒に特徴的な⾊使い

同じく⽇本を代表するグローバル企業・ソニーの平井⼀夫会⻑のファッションを⾒ていきましょう。海外居住経験をベースにした流暢な英会話は有名で、相⼿を引き込むプレゼンテーションや振る舞いは相当に努⼒された結果と⾔われています。

そして何といっても洗練されたファッションセンスは秀逸です。決して堅過ぎず、隙を与えないけれども柔軟性も感じさせます。ありがちな地味で目⽴たないコーディネートとは無縁で、きれいな⾊目のネクタイやカラーシャツなどを着⽤することも多く、⽇本⼈が避けがちな⾊もさらりと着こなしています。今年初めの社⻑交代発表の時もピンクのネクタイを締めていたのが印象的でした。

これから迎える東京オリンピック・パラリンピックは、世界に⾃社ブランドをアピールする絶好のチャンスです。企業トップは印象管理を味⽅につけて、的確なファッションで各社の強みを表現していただきたいものです。

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